●【ご予約受付中】MFブライス68 ※2月上旬以降入荷予定
2025年の新製品第一弾は早春から始まるワカサギの表層パターンに対応するハードベイト。
ABSプラスチック、全長68mm、3ピースジョイントボディーで水面に横向きに浮きます。
【以下は濱田プロのブログより転載しております】
MFブライス68の特徴はフックシステムです。
トレブルフックではなく、マス針を使用します。
ルアー先端の穴からラインを通し、ボディーサイドのスリットから出たラインにマス針を結びます。
フックのタイイングアイをエラの内側のポケットに収めればセッティングは完了です。
スリットがフックを適正な角度に保持します。魚がかかった後はボディーとフックが離れることで、バラシやフックへの負荷を軽減します。
シングルフックのマス針仕様の理由
①バスにフックの存在を感じさせないため。
②フッキングを確実にするため。
トレブルフックの場合、フッキングで2か所以上のフックポイントがバスの口に初期掛かりした場合に、フッキング動作で力が加わる方向とフックポイントの向きに微妙なずれがあるのでフッキングパワーが十分に伝わらずバラシの原因につながることがあります。シングルフックのマス針ならフッキングパワーがフックポイントに伝わりやすく安定したフッキングが可能。
③飛距離アップのため。
ボディーの小さなフローティングプラグにとって、トレブルフックの重さはルアー全自重に大きな割合を占めます。
ボディーを浮かせるためにはフックの自重を支えるための浮力が必要で、その分ボディーを軽くする必要があります。
軽いマス針ならその分ボディーに重みを乗せることが可能です。
ルアー全体の重さが同じでも、ボディーに重心が一体化したルアーと、ボディーとフックに重心が分散したルアーでは飛距離に差が出てくるのです。
(フックはバリバス アンダーショット#0もしくは#1を推奨)
ジョイントボディーの理由
①フッキングを確実にするため。
テストでは口の外に掛かるケースもありましたが、ルアーを口の中まで送り込んだ方が確実なフッキングにつながります。
ジョイント構造にすることでルアーが折りたたまれて口の中に納まりやすくなります。
②飛距離アップのため。
キャスト時には団子状に固まることで、空気抵抗を減らします。
繊維のテールではなくフィッシュテールの理由
①テールへのミスバイトを防ぐため。
②長さのボリュームが軽減されてシルエットが小さめになる。
③見た目のリアル。
水面で横向きに浮く姿勢の理由
①ジョイントボディーの姿勢を制御するためです。
ジョイント構造だとわずかな水流でボディーが曲がりくねりますが、曲がったままの姿勢ではバスに見破られやすく感じます。水面に放置した状態ではボディーが真っ直ぐな状態を保持していたいのです。横向きに浮かせることで解消しています。