【入荷情報】ダイワ・スティーズ リアルコントロール2024年モデル❗️「C610M-SV」「C70MH-LM」が明日入荷決定‼️本日より先行受注を開始します。

スティーズ リアルコントロール C610M-SV
【店頭引き取り価格は70,400円(税別)となります。】
610M-、バスロッドにおける定番のバーサタイルモデルの番手だが、Real Controlの610Mは単なるバーサタイルロッドではない。適合ウェイト内のルアーであれば、100点に迫る使用感をもたらし、特にラインスラックを操るルアー、ラインスラックを出しながら巻くルアー、引き抵抗の少ないルアーを使用した際はかつてない操作性を体感することが可能。
ひとたび手にすれば、持った瞬間その軽さとバランスに、キャストをすれば、そのアキュラシー、キャッチキャストフィールに驚くことだろう。
ベイトロッドにおける「操縦性」を体感することが出来る、真のバーサタイルロッドが完成した。

高出力・高精度のキャスト性能を備える藤田京弥の610M
 この610M、独特です
 610Mはバーサタイル・ベイトロッドを象徴するナンバーであり、その位置づけはSTEEZ RealControlでも変わらない。ただし、藤田京弥のバーサタイルロッド観は一般的なそれとはやや異なる。
 「日本でよく釣れる、出番の多いルアーに対して汎用性の高いロッドが、僕が必要とするバーサタイルロッドです。得意なのは、Mパワーの範囲で用いられるリグ全般、プラグではトップウォーターやジャークベイトなど、いずれもラインテンションにON/OFFが生じる“ラインスラックをコントロールする釣り”です。スピナーベイトを使うことはありますが、基本的にこのロッドはリール巻きっぱなしのルアー(※クランクベイトなど)を想定していません。操縦性に富んだ、RCらしい610Mです」
藤田にとって必要性が高いロッドであるだけに、開発に着手したのはRCシリーズで最も早かった。
設計を担当したDAIWAワークスエンジニアは、「あくまでもイメージですが、スピニングロッドのS61L-SVを長く、強くしたサンプルで藤田さんから好感触を得られたので、設計者としては割とスッとストライクゾーンには入れることができたロッドです」と話す。

 昨年発売の4アイテムと同時に開発をスタートして、進捗もスムーズに思われた。が、そこからほんの少しのフッキングパワー増や、ほんの少しのキャストフィール修正が相次ぎ、C610M-SVの開発は最終段階で難航した。藤田は言う。
 「開発の初期段階では“従来の610M”という感じでした。RCの素材と製法なので上位互換ではあったけれど、想像の範疇というか、オドロキがあるロッドではなかった。充分いいロッドではあったんですよ。でも、そこで完成させなくてよかったです。
とくに、最後の最後までこだわったキャストフィールが素晴らしい。独特です。テイクバックでブランクをしならせたあと、ルアーを弾き出すパワーの出力が高い。“ロッドがルアーを飛ばしてくれている感”がすごくあります。従来のロッドで10のチカラを使っていたキャストが、このC610M-SVなら7のチカラでできる感じです。残りの3をアキュラシー(精度)にまわせるので、キャストに余裕が生まれます。もちろん感度と操縦性は申し分ありません。とても実用性の高い610Mをつくることができました」

スティーズ リアルコントロール C70MH-LM
【店頭引き取り価格は71,200円(税別)となります。】
低弾性カーボン”Low Modulus”を採用し、引き抵抗のあるムービングルアーを幅広く使用できるロッド「C70MH-LM」。
低弾性カーボンを採用しながらも、軽量に仕上げられたブランクは、高いキャストアキュラシーと遠投性を兼ね備える。
バイト時のフッキング性能、掛けてからの追従性も高く、確実なランディングを約束。
スピナーベイトやバズベイトなどのワイヤーベイトはもちろん、巻き抵抗の強いクランクベイト、クローラーベイト、大型トップウォータープラグに対応。
ムービングルアータックルで操縦性を体感できる唯一無二のロッドが完成した。

ガラスの森、選び取った一本のローモデュラス
 巻きモノが俄然楽しくなる
「PEライン3号と組み合わせてバズベイトにマッチする、硬めのグラステイストのロッド」。藤田京弥のこの要求がC70MH-LMの出発点だった。「LM」はLow Modulus(ローモデュラス=低弾性カーボン)の略である。その背景には、DAIWAワークスエンジニアが藤田と充分なコミュニケーションを取り、彼の好みを理解していることがある。エンジニアは言う。
「藤田さんの要求を聞いて、まずはサンプルをいくつか作りました。彼が言う“硬めのグラステイスト”に仕上げるために、グラスを主材料とし、カーボン比率の高いコンポジットも制作したのですが、とはいえReal Controlなので、巻きモノ用であっても操縦性や感度はできるだけ高めたい。そこで1本だけ、グラスを一切使わずLow Modulusに中弾性カーボンをブレンドし、さらに高弾性SVFをコンポジットして作ったサンプルを交ぜて藤田さんに渡しました」

 そのサンプルロッドの中から、素材にこだわらず使用感だけで藤田が選び取ったのが「LM」だった。
「最初はグラスコンポジットだと思って使っていました」と藤田は言う。「軽めのチャターベイト系にはREBELLION 701MFB-Gを気に入っているので、C70MH-LMはバズベイト、重めのチャター、1/2oz.以上のスピナーベイト、クランクならマグナム系、大型のトップウォータープラグなどが担当。
 このロッドは、基本的にはシングルフックの巻きモノ用ですが、とてもしなやかで追従性が高いのにフッキングパワーもあるので、大型のトレブルフックがセットされたプラグにもマッチします。それと、引き抵抗重めのルアーをグリグリ巻くのに適したロッドではあるのですが、めちゃくちゃ軽いので操作系のプラグを使ってもかなり気持ちイイです」
 2022年のJBトップ50桧原湖戦で準優勝した際、藤田がジョイントタイプのビッグトップウォーターに使用し、2kg級・50cmアップのラージマウスバスを釣っていたのがC70MH-LMのサンプルだった。年が明けて2023年、B.A.S.S.エリートでは、バズベイトだけでなくマグナムクランクにも使っている。すでに日米での実績は充分だ。「この手のロッドでスポイルされがちな巻き感度も充分。追従性が高くてバイトのノリがよく、なのにアワセも決まる。巻きモノで釣っていて本当に楽しくなるロッドです」